小児歯科
小児歯科
日本で数少ない「小児歯科の専門医」による治療をお受けいただけます。予防を行い、お子様のむし歯がない人生を目指しましょう。
お子様にむし歯があっても「乳歯はどうせ生え変わるし…」と思っていませんか?実は乳歯のむし歯は、永久歯の健康に大きく関係します。乳歯のうちから歯を健康な状態に保つことは、将来の健康な歯を作るうえでとても重要なのです。
当院には、日本で数少ない小児歯科の専門医が在籍しています。むし歯をきちんと治し、その後はむし歯を作らないメンテナンスを、日本小児歯科学会所属の専門医がしっかりサポートします。
お子様に配慮した設備環境
お子様が通いやすい環境作りを目指し、キッズルームを2部屋設置しています。また、バリアフリーの院内、おむつ替えシート付きの女性用トイレ、授乳室を設けております。さらに、治療中に診察台から鏡越しにキッズルームの様子を見られるようになっています。
小児予防メニュー
小児歯科治療で最も大切な予防歯科。お子様にとってむし歯は痛く、治療は怖いものです。そんな思いをさせないために、そもそもむし歯を作らないよう定期的なメンテナンスの受診をお勧めします。
歯磨き指導
いくら歯科医院でメンテナンスをしても、ご自宅での毎日のケアを怠っていればむし歯予防はできません。磨き残しがむし歯の原因である歯垢や歯石になってしまうのです。そこで当院では、一人ひとりのお子様の歯の生え方に合わせたブラッシング指導を行っています。
●年齢別のポイント
【1歳】歯ブラシを持たせ、慣れることから始めましょう。
【2歳】一緒に歯を磨くことで真似をさせます。そうすることで歯磨きが習慣となります。
【3歳~5歳】乳歯が生え揃う時期です。お子さま自身で磨かせたあとに、磨き残しがないようにチェック磨きをしてあげてください。
【6歳以上】永久歯が生えてきます。「自分で磨く」気持ちを大切にしてあげましょう。最初の永久歯(6歳臼歯)を中心に、仕上げのチェック磨きをしてください。
フッ素塗布
むし歯の発症を抑制するといわれている「フッ素」を、歯に直接塗布する予防方法です。4~6か月に一度程度の塗布で効果が見込めます。また、歯磨きの際になるべくフッ素入りの歯磨き剤の使用をお勧めします。
シーラント
奥歯の溝は歯磨きの磨き残しが多く、そこに溜まった磨き残しがむし歯の原因となる歯垢や歯石を生み出しています。シーラントは、奥歯の溝をレジンというプラスチックの素材で埋めることで、むし歯を予防する方法です。レジンは時間が経つと剥がれてしまうので、一度シーラントを行えば絶対にむし歯にならないということはありません。定期健診時にシーラントが壊れていないかチェックしましょう。
キシリトール
キシリトールは、摂取するだけでむし歯予防の効果があるとされている甘味料です。キシリトールによる予防方法で効果的なのは、食後に長時間、そして継続的にガムやタブレットで摂取する方法です。食後のキシリトール摂取が習慣であるフィンランドでは、15年間に約80%ものむし歯を減らすことに成功しています。